ジャカルタで「殻を割って食べる」シーフードを探す在住日本人へ

ジャカルタ在住日本人にとって、シーフードは週末の楽しみの一つだ。手袋をしてカニの殻を割り、ソースまみれの手で豪快に食べる——そんな解放感のある食事は、オフィス街でのランチや接待とはまったく違う魅力がある。ジャカルタ随一のシーフードの本場といえば北部のアンコールやPIK(パンタイ・インダ・カプック)、ムアラカランのエリアが有名だが、南・中央ジャカルタからは車で1時間近くかかることも珍しくなく、平日夜にふらっと行ける距離ではない。

本記事では、あえて**南・中央ジャカルタ(セノパティ、SCBD、ウォルターモンギンシディ、ブロックM、スディルマン)**に絞り、在住日本人が生活圏内で気軽にアクセスできるシーフード店を5軒厳選した。ルイジアナ式のカニ専門店から、スンダ式の高級シーフード、庶民派の路上シーフード、インドネシア発の全国チェーン、そして老舗プラナカン料理店の海鮮メニューまで、業態も価格帯もあえてバラけさせている。営業時間・ハラール対応・アルコール提供の有無も可能な限り複数ソースで裏取りした上で掲載しているが、確認が取れなかった項目は正直に「要確認」としている。

価格表記について: 本記事の価格は各店のメニュー・実勢価格を、1円≒112ルピア(2026年8月12日時点の実勢レート目安)で換算しています。実際の為替・現地価格は変動するほか、特に高級店では表示価格に加えて税・サービス料(合計15〜21%程度が一般的)が別途加算されることが多い点にご注意ください。カニ・ロブスターなど量り売りの品目は仕入れによって単価が変動するため、あくまで目安です。最新の価格は必ず店舗に直接ご確認ください。

ハラール・アルコール表記について: 公式のハラール認証(BPJPH/MUI)が確認できた店のみ「✅ ハラール認証済み」、複数の実在ソース・報道で高い確度をもって非ハラルと確認できた場合のみ「❌ 非ハラル」と表記し、それ以外の(状況証拠のみ・確度が中程度以下の)ケースはすべて「⚠️ 要確認」としています。ムスリムの同僚・友人と利用する際は、必ず来店前に店舗へ直接確認してください。


1. Cut The Crab(カット・ザ・クラブ)― セノパティ

項目詳細
エリア南ジャカルタ、セノパティ地区(Jl. Cikajang No.32, Kebayoran Baru, Jakarta Selatan)
ジャンルルイジアナ式カニ・ロブスター専門店
予算Rp200,000〜450,000/人(約1,790〜4,020円、注文するカニの種類・量で大きく変動)
営業時間10:00〜22:00(月〜日)
ハラル⚠️ 要確認(公式サイトは「100% Halal certified」と自己申告しているが、BPJPH/MUIの認証番号など第三者による確認は取れず)
アルコール🍺 あり(Bintang、Heinekenをボトル提供)
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2015年創業、ジャカルタ初のルイジアナ・スタイル(ケイジャン式ボイル&袋詰め)を謳うカニ専門店。マルク・スラウェシ産のワタリガニから、ジャワガニ、カリマンタンの大型マッドクラブ、さらにアラスカ産キングクラブまで、その日の仕入れに応じて生きたカニをテーブルサイドで選ばせてくれるスタイルが売りだ。ソースはガーリックバター、ケイジャン、ブラックペッパー、塩卵、シンガポールチリなど11種類から選べ、辛さや風味の好みに合わせてカスタマイズできる。

ビニール手袋を着けて殻を割り、ソースまみれの手で豪快にかぶりつく——スーツを脱いで週末をリセットするような食事体験が魅力で、友人グループでの食事会やちょっとした「ご褒美ディナー」に向いている。ロブスターや殻付きエビ、生牡蠣、イカのフライなど単品メニューも充実しており、カニが苦手な同行者がいても選択肢に困らない。

公式サイトでは「100% Halal certified」と明記されている一方、同じメニューにBintangやHeinekenといったビール類が並んでおり、厳密な意味での認証状況はやや分かりにくい。ムスリムのゲストを連れて行く際は、認証の詳細を事前に電話かInstagramで確認しておくと安心だ。カウンター中心の小規模店のため、週末の夜は事前予約がおすすめ。

代表メニューの価格(税・サービス料別):

メニュー価格(IDR)価格(JPY目安)
マルク・スラウェシ産カニ(100gあたり)Rp84,000約750円
パプア産カニ(100gあたり)Rp125,000約1,120円
ロブスター(100gあたり)Rp120,000約1,070円
ソフトシェルクラブ(1個)Rp75,000約670円
カリマンタン産マッドクラブ(2個セット)Rp785,000約7,010円

価格出典: Cut The Crab公式サイト メニューページ ※重量・仕入れにより変動、最新の価格は店舗に直接ご確認ください


2. Batik Kuring(バティック・クリン)― SCBD

項目詳細
エリア南ジャカルタ、SCBD地区(SCBD Park Lot 6 / SCBD Lot 21, Jl. Jenderal Sudirman Kav.52-53, Senayan, Kebayoran Baru)
ジャンルスンダ料理・インドネシア式高級シーフード
予算Rp300,000〜500,000/人(約2,680〜4,460円、ソース・情報源により幅あり)
営業時間10:00〜22:00
ハラル⚠️ 要確認(「全メニューがハラル保証」との紹介記事があるが、公式のBPJPH/MUI認証番号までは確認できず)
アルコール⚠️ 要確認(ビール提供ありとする情報源もあるが、公式メニューでの確認が取れず)
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インドネシアのバティック(更紗染め)をテーマにした内装で知られる、SCBDの一等地にあるスンダ料理・シーフード専門店。グラミー(淡水魚)の各種調理法や、大ぶりのウダン・ガラ(テナガエビ)の炭火焼き、イカン・バカール(炭火焼き魚)など、インドネシアならではの新鮮な魚介料理を上品な空間で提供する。個室も複数備えており、接待や少人数の会食にも対応できる。

内装はバティック生地をふんだんに使った華やかなデザインで、SCBDのオフィスワーカーだけでなく観光客からも人気が高い。味付けはスンダ料理らしく辛すぎず、外国人にも食べやすいと評判だ。ウダン・テロール・アシン(塩卵ソースのエビ)やグラミー・ゴレン(素揚げグラミー)が看板メニューとして紹介されることが多い。

SCBDのオフィス街に近く、平日ランチのビジネス利用にも、休日ディナーの家族利用にも使える立地の良さが強み。ただし予算は本記事の5軒の中でも上位に位置するため、カジュアルに立ち寄るというよりは「少し特別な食事」として利用するのが向いている。個室利用は事前予約が実質必須。

代表メニューの価格(税・サービス料別):

メニュー価格(IDR)価格(JPY目安)
グラミー・ゴレン(素揚げグラミー)Rp151,000約1,350円
ウダン・テロール・アシン(塩卵ソースのエビ)Rp93,000約830円
1人あたり目安予算(コース利用)Rp300,000〜500,000約2,680〜4,460円

価格出典: Sonny Wibisono — メニクマティ・プレミアム・インドネシアン・シーフード・ディ・バティック・クリン、Love Indonesia — Batik Kuring SCBD ※最新の価格は店舗に直接ご確認ください


3. Seafood 68 Santa(シーフード68・サンタ)― ウォルターモンギンシディ

項目詳細
エリア南ジャカルタ、ウォルターモンギンシディ地区(Jl. Wolter Monginsidi No.58, RT.2/RW.4, Rawa Barat, Kebayoran Baru)
ジャンル庶民派の路上シーフード(Lesehan)
予算Rp100,000〜200,000/人(約890〜1,790円、注文する魚介の種類・量で変動)
営業時間17:30〜翌0:30(月〜日)
ハラル⚠️ 要確認(情報が乏しく確認できず)
アルコール⚠️ 要確認(情報が乏しく確認できず)
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パサール・サンタ(Pasar Santa)近くのウォルターモンギンシディ通り沿いで1980年代から営業する、地元で「レジェンド」と評される路上シーフード店。店名の「68」は、かつてこの通りを走っていたブロックM〜プロガドン間のバス路線番号に由来するという逸話も残る。開放的なロードサイドの店構えで、夕方から深夜までインドネシア人・外国人問わず幅広い客層で賑わう。

カニのパダン風ソース炒め(Kepiting Saus Padang)が看板メニューで、エビ・イカ・貝・各種焼き魚まで種類豊富に揃う。テーブルで自分たちの手で殻を剥きながら食べるスタイルはカジュアルそのもので、値段を気にせず気軽に海鮮を楽しみたいときの選択肢として重宝する。仕事終わりに軽く一杯、という使い方をする在住者も多いようだ。

深夜0時半まで営業しているため、残業帰りや週末の遅い時間の食事にも対応しやすいのが強み。一方でハラール・アルコール提供の有無について確認できる公式情報が乏しく、ムスリムの同僚を誘う際は必ず事前に電話で確認してほしい。混雑する金土の夜は待ち時間が発生することもある。

代表メニューの価格(目安、税・サービス料別):

メニュー価格帯(IDR)価格帯(JPY目安)
メニュー全体の価格レンジRp12,000〜200,000約110〜1,790円
カニのパダンソース炒め(Kepiting Saus Padang)時価(要確認)―
焼き魚(Ikan Bakar)時価(要確認)―

価格出典: MenuKuliner.net — Seafood 68 Santa、tempat.com — Seafood 68 Santa紹介記事 ※カニ・魚は時価のため、最新の価格は必ず店舗に直接ご確認ください


4. D’Cost Seafood(ディーコスト・シーフード)― ブロックM(Blok M Square店)

項目詳細
エリア南ジャカルタ、ブロックM地区(Blok M Square 5階 TNT 008-010, Jl. Melawai V, Kebayoran Baru)
ジャンルインドネシア発の全国シーフードチェーン
予算Rp70,000〜150,000/人(約630〜1,340円)
営業時間11:00〜21:00頃(チェーン全体の目安。この店舗固有の時間は要確認)
ハラル⚠️ 要確認(自社ロゴに「ハラル」を明記し、非ハラル認証の誕生日ケーキ持ち込みを制限する方針がTempo・Detikで報じられるなど傍証は強いが、現行のBPJPH登録番号までは本調査で確認できず)
アルコール🚫 なし(公式メニューに酒類の記載はなく、ファミリー向け業態)
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「Mutu Bintang Lima, Harga Kaki Lima(五つ星の品質、屋台の価格)」をスローガンに掲げる、インドネシア発祥・全国90店舗以上を展開する大手シーフードチェーン。2006年9月9日にクマン・ラヤ通りで1号店を開いた南ジャカルタゆかりのブランドだが、創業地のクマン店は現存しない(公式店舗一覧・Google Mapsとも2026年8月確認時点で掲載なし)。現在、南ジャカルタで利用しやすいのはブロックMスクエア5階の店舗で、ほかにブロックMプラザ6階にも出店している。

カニ・エビ・イカ・グラミーなど定番のインドネシア式シーフード調理(サンバル・スース・テロール・アシン=塩卵ソース、サウス・パダンなど)を家族向けの分かりやすい価格で提供する。過去には非ハラル認証の誕生日ケーキの店内持ち込みを制限する方針がTempoやDetikで報じられるなど、ハラール運用に厳格な姿勢で知られるチェーンでもある。

値段を気にせず家族や同僚と気軽にシーフードを楽しみたいときの定番選択肢。予約不要でふらっと入りやすく、子ども連れのランチや、コスパ重視の食事会に向いている。全国チェーンのため他エリアにも出店しており、近隣に住んでいない場合でも最寄り店舗を探しやすいのも利点だ。

代表メニューの価格(税・サービス料別):

メニュー価格(IDR)価格(JPY目安)
チュミ・バカール・マドゥ(イカの蜂蜜焼き)Rp82,727約740円
チュミ・サウス・パダン(イカのパダンソース)Rp70,909約630円
ウダン・ゴレン・サウス・テロール・アシン(塩卵ソースエビ)Rp76,818約690円
ウダン・サウス・ラダ・ヒタム(黒コショウソースエビ)Rp75,000約670円
イカン・グラミー・ゴレン各種(グラミー素揚げ)Rp100,909約900円

価格出典: hargacampur.com — D’COST Seafood メニュー価格 ※プロモーションにより変動、最新の価格は店舗に直接ご確認ください


5. クンバン・グラ(Kembang Goela)― スディルマン

項目詳細
エリア中央ジャカルタ、スディルマン通りプラザ・セントラル内(Jl. Jend. Sudirman Kav.47-48, Karet Semanggi)
ジャンルブタウィ料理・プラナカン料理(シーフードメニュー充実)
予算Rp150,000〜250,000/人(約1,340〜2,230円、アラカルト)
営業時間11:00〜22:00(毎日)
ハラル✅ ハラル認証あり
アルコール🍺 あり(ワインリスト完備)
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寿司や中華、インドネシア料理の在住者向けガイドでも紹介済みの老舗プラナカン料理店だが、実はグラミー(淡水魚)やウダン(エビ)、チュミ(イカ)を使ったシーフードメニューが非常に充実している。ジャカルタ発祥のブタウィ(Betawi)料理と、中華とマレーの融合であるプラナカン(Peranakan)料理を、コロニアル様式の内装とライブピアノ演奏が流れる上品な空間で楽しめる。

看板のひとつ**イカン・グラミー・ゴレン(Ikan Gurame Goreng / 素揚げグラミー)**は、パリッとした食感と淡白な白身が特徴で、辛すぎない味付けは日本人の舌にも合う。塩卵ソースのグラダケール(Gladaker / ウダン・サウス・パダン)や、酸味のあるアセム・アセム・ノニ(Asem Asem Noni / エビときのこの酸味スープ)など、他店にはないシーフードのバリエーションも魅力だ。

すでにハラール認証・アルコール提供の両方が確認できている数少ない1軒で、宗教的な配慮が必要な会食にも、ワインを合わせたい特別なディナーにも対応できる懐の深さが強み。スディルマン通りのオフィス街に近く、ビジネスディナーにも最適。プラザ・セントラルの駐車場内にあるためやや分かりにくいが、その分落ち着いた雰囲気を楽しめる。

代表メニューの価格(税・サービス料別):

メニュー価格(IDR)価格(JPY目安)
イカン・グラミー・ゴレン(素揚げグラミー)Rp125,000約1,120円
シーフード各種(前菜〜メイン最安値)Rp42,500〜約380円〜
リストゥフェル(コース、4種類)Rp250,000〜400,000/人約2,230〜3,570円/人

価格出典: salsawisata.com — Kembang Goela: Alamat, Jam Buka, Menu dan Harga ※税・サービス料(PB1 10%+サービス料5〜10%)別途、最新の価格は店舗に直接ご確認ください


シーン別おすすめ早見表

シーンおすすめ店ポイント
友人グループでの豪快な食事会Cut The Crabルイジアナ式カニボイル、11種のソースから選べる
接待・少し特別なディナーBatik KuringSCBD一等地、スンダ式高級シーフード、個室あり
仕事帰りの一杯・深夜利用Seafood 68 Santa深夜0時半まで営業、値段を気にせず気軽
コスパ重視・子連れD’Cost Seafood全国チェーンの安定感、家族向け価格
宗教配慮のある会食・ワイン付き会食Kembang Goelaハラール認証・アルコール提供ともに確認済み

5店舗 価格比較表

店名エリア1人あたり予算(IDR)1人あたり予算(JPY)ハラルアルコール
Cut The CrabセノパティRp200,000〜450,000約1,790〜4,020円⚠️ 要確認🍺 あり
Batik KuringSCBDRp300,000〜500,000約2,680〜4,460円⚠️ 要確認⚠️ 要確認
Seafood 68 SantaウォルターモンギンシディRp100,000〜200,000約890〜1,790円⚠️ 要確認⚠️ 要確認
D’Cost SeafoodブロックMRp70,000〜150,000約630〜1,340円⚠️ 要確認🚫 なし
Kembang GoelaスディルマンRp150,000〜250,000約1,340〜2,230円✅ ハラル認証あり🍺 あり

※JPY換算レート: 1円≒112ルピア(2026年8月12日時点の目安)。※価格は取材・調査時点のもので、変更される場合があります。※最新の価格は店舗に直接ご確認ください


シーフード店選びの在住者向けヒント

  • 本当に有名なシーフードの本場は北部。 アンコール、PIK、ムアラカラン周辺には「Bandar Djakarta」「Angke Restaurant」など海沿いの巨大シーフード市場型レストランが集まっているが、南・中央ジャカルタからは距離があるため本記事では対象外とした。週末にわざわざ足を延ばす価値はあるので、遠出の選択肢として頭の片隅に置いておきたい
  • ハラール認証が明確に確認できたのは5軒中1軒(Kembang Goela)のみ。 カニ・ロブスター専門店やチェーン系も「ハラル」を自称するケースは多いが、公式のBPJPH/MUI認証番号までは確認できないことが多い。厳密な確認が必要な場合は必ず来店前に店舗へ直接問い合わせを
  • カニ・エビは量り売り・時価のことが多い。 Cut The CrabやSeafood 68のように重量課金や時価表示の店では、注文前に概算金額をスタッフに確認しておくと会計時の驚きを防げる
  • 深夜まで営業する店は貴重。 Seafood 68 Santaのように日付を跨いで営業する店は、残業帰りや週末の遅い時間の食事に重宝する
  • 為替レート・現地物価は変動するため、本記事の価格・ハラール・アルコール情報はあくまで調査時点のもの。ご利用前に必ず店舗へ直接ご確認ください

情報ソース:

この記事はAIが生成し、人間の編集者がレビューしています。